ワイモバイルと言えばSoftbankのサブブランドとして有名で「Softbank回線」を使っている事でも有名ですね。
私も実際にワイモバイルを5年以上使っていますが、通信速度が遅くて困った事はありません。
今回はそんなワイモバイルの通信速度を時間帯別に測定&他の通信会社とも比較してみました💡
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ワイモバイルの最大速度は100Mbpsオーバー!キャリア並み
ワイモバイルと言えばソフトバンクのサブブランドの通信会社ですが、ソフトバンク回線を使っており”爆速”な事でも有名です。
通常「格安SIM」は大手キャリアの通信回線を使用料を払って間借りし、その回線を使って運営しているんですね。なのでそこまで沢山の回線を借りる事は出来ない=通信速度が遅くなりがちです。
が、ワイモバイルはソフトバンクグループという事で、他の格安SIMよりも優先的に多くのソフトバンク回線を使う事ができる=通信速度がキャリア並みに爆速なんです。
以下はワイモバイルが公表している機種ごと地域ごとの最大速度なのですが、なんと100Mbpsを超えています↓
・下り最大428~838Mbpsは、全国主要都市の一部エリアで提供中です。
・下り最大300~400Mbpsは、東名阪の一部エリアで提供中です。
・下り最大250Mbpsは、東名阪の一部エリアで提供中です。
・下り最大187.5Mbpsは、全国主要都市で提供中です。
YouTubeの低~標準画質程度であれば1Mbpsくらいで視聴できる中、100Mbpsは完全にオーバースペックです。
他にもワイモバイルでは混雑エリアも快適に使えるMassive MIMO、256QAM、4×4MIMOなどの最新技術を導入している事もあって、魔の平日12時台でも遅さを感じた事はほぼありません。
ユーザごとに周波数を占有!快適通信を実現
Massive MIMOでは、従来のアンテナ本数とは大きく異なり最大128本の圧倒的なアンテナ数により高度なビームフォーミングや空間多重などの技術を実現し、ひとりひとりに専用の電波を割り当てることで、例えば、通信速度が遅くなりがちだった駅や繁華街などの人が多く集まる場所でも快適なモバイル通信を実現します。
道路を走る車で例をあげると、従来の方式では1車線の道路を多くの車で共有しているようなものです。当然、車が増加すると渋滞しますので、各車両の運転手はストレスを感じます。
一方、Massive MIMOの場合は、車ごとに専用の道路を用意するので、渋滞がなく快適な走行が可能となります。
キャリアアグリゲーション
キャリアアグリゲーションは、複数の周波帯数の電波を束ねて、1つの通信回線としてデータの送受信を行う技術です。
4×4 MIMO(フォーバイフォー マイモ)
機種と基地局の双方に4本ずつのアンテナを使うことで、従来と比較して一度に運べるデータ量や速度が向上する技術です。
256QAM(256カム)
無線通信における変調方式のひとつで、情報密度を高めて一度に運べるデータ量を増加させる技術です。
ワイモバイルの通信速度は他社に比べると速い?遅い?時間別の比較も
私たちは通信会社を選べる立場にあるので、ワイモバイルの通信速度がどのくらいの位置にいるかは気になるところでしょう。
以下は、ある平日に格安SIMとワイモバイルの通信速度を時間帯別で比較したものですが、格安SIMの平均と比べてもかなり通信速度が速いのが分かりますね↓
【格安SIMとワイモバイルの通信速度の時間帯別比較】
時間帯別 | ワイモバイル | 格安SIM平均 | mineo(Softbankプラン) | nuroモバイル (Softbank回線) |
OCNモバイルONE (ドコモ回線) |
IIJmio (ドコモ回線) |
イオンモバイル (ドコモ回線) |
0:30 | 49.94Mbps | 27.09Mbps | 11.76Mbps | 29.59Mbps | 32.98Mbps | 22.51Mbps | 9.21Mbps |
8:00 | 44.37Mbps | 12.85Mbps | 1.08Mbps | 27.13Mbps | 6.05Mbps | 44.95Mbps | 8.37Mbps |
11:30 | 62.86Mbps | 26.76Mbps | 29.23Mbps | 27.26Mbps | 52.08Mbps | 34.01Mbps | 17.47Mbps |
12:30 | 55.37Mbps | 7.56Mbps | 0.81Mbps | 3.67Mbps | 39.51Mbps | 2.87Mbps | 1.28Mbps |
13:30 | 51.02Mbps | 29.06Mbps | 24.67Mbps | 17.23Mbps | 52.05Mbps | 76.31Mbps | 18.43Mbps |
17:30 | 62.44Mbps | 18.00Mbps | 1.08Mbps | 27.29Mbps | 33.09Mbps | 55.01Mbps | 12.28Mbps |
18:30 | 54.37Mbps | 12.23Mbps | 0.95Mbps | 11.71Mbps | 10.03Mbps | 25.44Mbps | 12.27Mbps |
19:30 | 52.56Mbps | 20.25Mbps | 1.33Mbps | 26.86Mbps | 24.73Mbps | 46.84Mbps | 12.75Mbps |
20:30 | 46.62Mbps | 20.85Mbps | 4.14Mbps | 27.33Mbps | 32.01Mbps | 62.12Mbps | 13.84Mbps |
22:30 | 51.51Mbps | 29.83Mbps | 32.36Mbps | 27.05Mbps | 38.12Mbps | 58.28Mbps | 13.28Mbps |
特に混雑して遅くなる「平日の魔の12時台」に注目すると、格安SIMの中には動画視聴が難しい1Mbpsを切っているところもある中、ワイモバイルは50Mbps出ています。
そしてワイモバイルと双璧をなすauのサブブランド「UQモバイル」や、2020年から登場した大手3キャリアの新ブランド「ahamo」「povo」「LINEMO」、第四のキャリア「楽天モバイル」の通信速度とも比較した結果が以下の表です↓
時間帯別 | ワイモバイル | UQモバイル | ahamo | povo2.0 | LINEMO | 楽天モバイル |
0:30 | 49.94Mbps | 41.06Mbps | 80.85Mbps | 40.66Mbps | 86.13Mbps | 14.51Mbps |
8:00 | 44.37Mbps | 21.95Mbps | 24.84Mbps | 40.67Mbps | 91.65Mbps | 18.53Mbps |
11:30 | 62.86Mbps | 35.28Mbps | 50.98Mbps | 34.86Mbps | 58.41Mbps | 21.39Mbps |
12:30 | 55.37Mbps | 28.36Mbps | 84.13Mbps | 22.02Mbps | 63.68Mbps | 28.35Mbps |
13:30 | 51.02Mbps | 43.17Mbps | 93.26Mbps | 26.44Mbps | 69.76Mbps | 32.42Mbps |
17:30 | 62.44Mbps | 34.16Mbps | 44.08Mbps | 21.46Mbps | 86.08Mbps | 19.68Mbps |
18:30 | 54.37Mbps | 43.04Mbps | 26.82Mbps | 34.64Mbps | 37.46Mbps | 11.49Mbps |
19:30 | 52.56Mbps | 45.16Mbps | 29.05Mbps | 19.42Mbps | 63.30Mbps | 18.51Mbps |
20:30 | 46.62Mbps | 39.85Mbps | 61.01Mbps | 39.19Mbps | 58.23Mbps | 7.95Mbps |
22:30 | 51.51Mbps | 38.19Mbps | 22.70Mbps | 15.57Mbps | 56.46Mbps | 12.38Mbps |
やはり大手キャリアの新ブランドやサブブランドは軒並み通信速度が高いのが分かります。正直このレベルまで通信速度が早ければ、高画質の動画視聴でもスムーズに再生されるので困る事は少ないと思います。
現に私も5年以上ワイモバイルを使っていますが、未だに動画の読み込みで遅く感じた事はほぼありません。
ちなみに自分のスマホの通信速度を測定したいなら、色々なサービスがありますが、以下のfast.comのページにアクセスすればその場で速度が測定できますよ↓
通信制限になってもシンプルM以上なら最大1Mbpsが出る=実質無制限
またワイモバイルの定番のプランである『シンプルプラン』ですが、2020年7月1日よりシンプルM以上のプランであればギガを使い切って通信制限になっても最大1Mbpsの通信速度が出るようになっています↓
「スマホベーシックプランM/L」は現在の「シンプルM/L」にあたりますが、公式ページでも今も速度制限時に1Mbpsが出ると記載されていますね↓
ワイモバイル公式の「よくある質問」にも通信制限時の低速化について以下のように記載されています↓
Q.通信速度の制限(低速化)について教えてください。
A.月々のご利用のデータ量が、所定データ量を超えた場合、メールでの通知と当該請求月末日まで送受信時の通信速度を低速化します。なお、通信速度の制限には「通信速度の低速化」と「通信速度の制御」の2種類があり、制限がかかる条件や期間などが異なります。
※「スマホベーシックプランM/R」「シンプルM/L」をご契約の場合は最大1Mbps、「スマホベーシックプランS」「シンプルS」をご契約の場合は最大300kbps、その他のプランをご契約の場合は最大128kbpsです。
なのでシンプルMやLを使っていれば、月のギガ数を使い切っても最大1Mbpsの通信速度が出ます。
ワイモバイル通信制限時の「最大1Mbps」でどこまでできる?
実際に私がワイモバイルの「シンプルM」でギガを使い切って通信制限にしてみましたが、低速化時でも以下の通信速度が出ている事が確認できました↓
この低速化時の状態でYouTubeの動画が視聴できるかを確認してみたところ、標準画質(360p)は通信制限時でも問題なく視聴可能でした。
その月中もこの制限速度の状態で過ごしてみましたが、YouTubeも普通に見れるしネットサーフィンもできて特に不便はありませんでした。
なのでワイモバイルのプランM&Lは”事実上無制限”と言っても過言ではないという事です。
ワイモバイルで通信制限時に速度を戻す(解除)方法⇒チャージ
ちなみにワイモバイルの速度制限となっても、0.5GB単位でギガを購入&チャージする事で元に戻すことができます。
Q.低速化を解除する方法を教えてください。
A.規定のデータ通信量を使い切ったことで低速化した場合は、My Y!mobileなどから追加データを購入して通常速度に戻すことができます。
ただ、ギガのチャージは550円/0.5GBとかなり割高なのであまりお勧めしません。
ギガのチャージ方法は以下の方法がありますよ↓
【ワイモバイルのギガチャージの3つの方法】
1.My Y!mobileから解除
2.通信速度低速化のお知らせメールから解除
3.自動音声応答サービス(通話料無料)で解除